先週の土曜日は営農の田植えの出番でした。5月も後半、爽やかな初夏の気候を通り越して夏のような暑さのさなかでの作業でした。
このところ少し体力が落ちて来ているのではないかと心配していたのですが、思ったより動けて、仲間と冗談を言い合ったり、身体が動くことが嬉しくて張り切って作業に取り組みました。
しかし、私の悪い癖、初めに飛ばす癖があって2時間もすると疲れてきました。それでも合間に畦草の花の写真を撮る余裕がありました。野面を渡る気持ちの良い風も感じられました。
きつかったのは午後からの作業です。気温はどんどん上昇し、午前にあった風も止んでしまいました。地面と水面の照り返しにあおられて、身体全体がほてってきます。
午後も4時頃になると、それまで冗談を言い合っていた仲間たちも寡黙になり、畦にへたり込んで作業をしたり、立っていても軽トラックのボディや荷台に持たれる始末です。
集中力も無くなってきます。運ぶ苗をひっくり返してしまったり、田んぼに危うく落ちそうになったり、しかし誰も一息入れようと言いません。田植え機は我々を追い立てるように動き続けます。
このところ少し体力が落ちて来ているのではないかと心配していたのですが、思ったより動けて、仲間と冗談を言い合ったり、身体が動くことが嬉しくて張り切って作業に取り組みました。
しかし、私の悪い癖、初めに飛ばす癖があって2時間もすると疲れてきました。それでも合間に畦草の花の写真を撮る余裕がありました。野面を渡る気持ちの良い風も感じられました。
きつかったのは午後からの作業です。気温はどんどん上昇し、午前にあった風も止んでしまいました。地面と水面の照り返しにあおられて、身体全体がほてってきます。
午後も4時頃になると、それまで冗談を言い合っていた仲間たちも寡黙になり、畦にへたり込んで作業をしたり、立っていても軽トラックのボディや荷台に持たれる始末です。
集中力も無くなってきます。運ぶ苗をひっくり返してしまったり、田んぼに危うく落ちそうになったり、しかし誰も一息入れようと言いません。田植え機は我々を追い立てるように動き続けます。
最近の農業は機械化が進んで昔に比べるとずいぶんに楽になりました。機械も大型化し田植え機は苗を植えながら同時に肥料を施したり除草剤の散布もやってしまいます。
昔なら一反の田んぼに何人もの人が掛かって半日、一日掛けていましたが、今はその10倍の面積、一丁の田んぼを6、7人で一時間あまりで植えてしまいます。
ただ、この日の私達の作業、苗箱から苗を取り、田植機に積み込む作業は今のところ人手に頼るしか方法がありません。この作業を省くには直蒔き農法しかないのかも知れません。
昔なら一反の田んぼに何人もの人が掛かって半日、一日掛けていましたが、今はその10倍の面積、一丁の田んぼを6、7人で一時間あまりで植えてしまいます。
ただ、この日の私達の作業、苗箱から苗を取り、田植機に積み込む作業は今のところ人手に頼るしか方法がありません。この作業を省くには直蒔き農法しかないのかも知れません。
作業は朝8時から夕方5時までお昼の一時間の休憩を挟んで続きました。機械は高速で休みなく動き続け、私たち苗を渡すものは、機械に追われるように動き続けます。
農業と言っても、田植え機のオペレーターも苗運び、苗渡しの私たちも普段は様々な仕事に就いているサラリーマンです。普段、そこまで身体を動かすことはありません。しかも今年の暑さ、バテるのは当然かも知れません。
翌日曜も田植えは予定されていて、この分だと早く終わりそうなので、今日は早じまいして少し明日に回そうと何回か冗談交じりに提案していたのですが、予定通り結局5時きっかりまで作業はありました。
構成メンバーは田植機のオペレーターは五十代、苗や肥料を運ぶ人、苗渡しをする人たちは、ほとんど私と同じ世代です。毎年メンバーは限られていて、亡くなったり病気をされたりして減ることはあっても、なかなか新しい人は入ってきてくれません。圃場整備をきっかけに立ち上がった営農組合ですが、先行きが少し心配になります。
自分のブログの過去記事を見てみると、毎年、この時期は田植えの記事をアップしているようで、同じ様なことを書いているのですが、その中でも今年は暑かったのでハードだった気がします。
翌日は、お決まりの筋肉痛でした。とくに立ち上がったりしゃがんだりするので足腰の筋肉が悲鳴を上げました。ま、年一度か二度のことなのですが。
ゴールデンウィーク後半から始まった今年の田植えも、翌日曜日の午前でようやく終わりました。早く植えた田んぼはもう二週間ほど経つので、折からの好天に恵まれて苗もすくすく育っています。
翌日は、お決まりの筋肉痛でした。とくに立ち上がったりしゃがんだりするので足腰の筋肉が悲鳴を上げました。ま、年一度か二度のことなのですが。
ゴールデンウィーク後半から始まった今年の田植えも、翌日曜日の午前でようやく終わりました。早く植えた田んぼはもう二週間ほど経つので、折からの好天に恵まれて苗もすくすく育っています。
一昨日は、待望の雨が降って気温もやっと下がりました。人と同様、カラカラだった畑も一息ついたことだと思います。
庭のアジサイがもうすぐ来る梅雨の用意を始めていました。
Cの項目は大物ジャズメンが目白押しです。今日はバップの巨匠、Charlie Parker(チャーリー・パーカー)です。曲はナウ・ザ・タイムです。
この記事へのコメント
sigedonn
アジサイ待ち遠しいですね。
チャーリーパーカー・・・・森田童子・・・・
ケンタパパ
私も以前、家族で手で苗を植える田植え体験をしましたが、大勢でのイベント感覚でしたのでそれほど苦になりませんでした。
農家の方々は日頃田植え機を使うとはいえ、毎年大変な作業をされていることに、改めてお米の有難さを感じます。
yoko-minato
熱中症は大丈夫でしたでしょうか。
毎日口にするお米…感謝しながら頂かないと
いけませんね。
きよたん
中腰は疲れますよね
おいしいお米ができることでしょう
夏炉冬扇
こちらは6月11辺りがピークです。
そらへい
こんばんは
北海道にも初夏は届いているのでしょうね。
こちらは、初夏を通り越した暑さが続きました。
今日は、少し涼しかったですね。
チャリー・パーカーから森田童子につながっていきますか。
そういえば、私もパーカーのナウザタイムをよく聞いていた頃
彼の歌が流れていたような記憶がありますね。
そらへい
こんばんは
子供の頃、両親がしていた田植えは手植えでしたね。
のんびりした時代でしたが、やはり重労働だったと思います。
夜、帰ってきた母の顔は、一日中のうつむき作業で腫れていました。
今は、機械化されて田植えそのものは楽になりました。
昔に比べるとものすごいスピードアップです。
ただ、機械が全てしてくれるわけではないので
補助作業は人力ですね。
そらへい
こんばんは
農業はお天気次第、今年の田植えは
予想外の暑さに参りました。
専業農家の人たちからすると、これくらい
と言った感じなのでしょうが
普段なまくらな生活をしているので
一日の肉体労働が堪えました。
専業の人たちはこれを毎日続けているのでしょうね。
そらへい
こんばんは
暑さと普段とは違う動きなので
余計疲れるのでしょうね。
その証拠が翌日の筋肉痛ですね。
定年はありませんが、いつまで続けられるかと思います。
そらへい
こんばんは
田植え機も昔はスピードが遅くてのんびりしたものでしたが
今の機械は、速いですね。
今は、機械にこちらが使われているようなものです。
たいへー
苗の間隔もアドリブ風になるのかしら・・・^^;
そらへい
こんばんは
苗の前後の間隔は機械なので見事に一定です。
ただし、圃場の関係で左右に揺れている事があります。
酔っぱらいの足跡みたいに。
~ダイナ・ワシントンを聞きながら
takenoko
タックン
機械化されたと言っても田植えは大変な作業ですよね。
小さい頃少し手伝ったことがあって、こんな小さな苗がお米になるんだと思ったことがありました。
一面苗が植えられた水田はとても豊かな風景に見えます。
無責任な感想ですが^^
そらへい
こんばんは
昔の人の苦労とは比べものにならないでしょうね。
今でも専業農家の人たちは何かと大変なのではと思います。
そらへい
こんばんは
家で稲を作っていた頃は、植えたばかりの苗が
生まれたての赤ちゃんのように頼りなく見えたものでした。
それが日ごとに生長していくのを見るのは楽しかったですね。
今は、団体営農になって、作業も分業化され
以前ほど愛着はありませんが
それでも田んぼが青々していくのは気持ち良いものですね。
ぼんぼちぼちぼち
今年は暑くなるのが早かったでやすよね。
ここ何日かはちょっと過ごしやすい日が続きやしたね(◎o◎)b
そらへい
こんばんは
本当に暑くなるの早すぎでしたね。
田植え、年に寄ったら上着着て寒いようなときもあるのですが。
土曜日、先週と昨日と変わって欲しかったくらいで
昨日と今日は気持ち良い五月晴れでした。
sarusan
そらへい
こんばんは
田んぼは少しあるのですが、
畑は田んぼのそばにないので、
水は水道水を使ってます。
なかなか上手く行かないものです。
パパボン
旅中に棚田を見かけます…子供の頃は「だんだん畑」と言っていたような、とツレと話していて…
良く考えたら「田」と「畑」の違いに今頃気づきました(^^;
技術の進歩で山間でも「田」がつくれるようになったのかナ?
ps。田植えの写真は後々貴重な記録になるでしょうネ(^^v
yasumichi!
田植えお疲れ様でした。 大変だったでしょう
此方は、まだ麦刈りがやっと終わった所です
田植えも殆んど機械化で、早く終わってます
田植えの後の腰痛、用心して下さい
では また 出てきますけんで~
健康には注意して下さい
そらへい
こんばんは
棚田は、技術の進歩がもっとも入りにくい田んぼですね。
耕作面積が変形で小さすぎて大型機械が入れません。
耕作放棄地は、まずこの辺からですね。
旅行をすると、草ぼうぼうの元棚田のあとをよく見かけます。
残っているのは、景色がきれいで
棚田○○選に選ばれているような所でしょうね。
そらへい
こんばんは
九州とこちらでは麦も稲もずいぶん違いますね。
こちらの麦の刈り取りはこれからです。
そちらはこれから田植えでしょうか。
足腰の痛みは筋肉痛なので、3日もすると治りました。
でも、年々体力他が衰えていくようです。
何事も無く、田植えや草刈の作業が出来ると
ほっとして、まだまだやれるなと安心します。
でも健康には気をつけないといけませんね。
時々無理しがちなのですが、妻がブレーキを掛けてくれてます。
yoriko
田植えの大変さが伝わってきました,お疲れさまでした。
出来たお米は皆さんで分けるのですか?
ご自分で作ったお米を食べるなんて最高の贅沢ですね^^
夫は野菜は作るけどさすがにお米は作って来ないので羨ましいです^^
そらへい
こんばんは
年に1.2度しか無い作業、しかも今年は暑くて参りました。
出来たお米は、組合員には組合員価格で販売され
あとは出荷され、売り上げは組合の運営費などに回されます。
自分で作ったというか、作るのを少し手伝ったというか
畑ほど作る実感はありませんね。
自分の家の分だけだと、一反もあればお釣りが来るのですが
機械などを揃える必要があるので難しいですね。
すーさん
楽しく拝見しました。
チャーリーパーカー、、活躍した期間は
(その功績の大きさに比べて)エラく短いもので
知ったときビックリしました^^;。
そらへい
こんばんは
「BIRD」クリント・イーストウッド監督ですね。
チャーリー・パーカーはそれまでのスイングジャズから
革命を起こしてバップの時代を築きました。
短く駆け抜けるような生涯、典型的な天才の生涯ですね。
ジャズ映画では、デクスター・ゴードンが出る
「ラウンド・ミッドナイト」もいいですよ。
Kasumi
ブログ再開しました。
よろしくお願いいたします。
そらへい
こんばんは
本当に久し振りですね。
北海道、いい季候になってきたのでしょうね。
再会、楽しみです。
こちらこそよろしくお願いします。